神奈川県キャンプ協会
会長挨拶
私とキャンプとの出会いは、昭和20年代後半に活動を始めたボーイスカウトでのキャンプです。当時、キャンプに行くために、キャンバス布生地で出来た重いテントとグランドシート、テントのあちこちには木製の自在の付いた張り綱(これもかなりの重さ)、また鉄製の重い杭とハンマー、さらにアルミニュームで出来た太い支柱を担いで出かけましたが、60数年前のことです。現在の軽量テント、空中に放り投げれば完成してしまうというような類のテントとは隔世の感があります。重いテントを担いで行くのがキャンプというイメージでした。戦後間もない時代には、親が買い出しに使用していたリュックサックの周りに飯盒や鍋を乗せたり吊り下げたりしながら満員電車に乗り込んでキャンプに出掛けていました。現在では到底考えられない姿で、世の中がそれを許してくれていました。有難がたかったですね。年長のスカウトは自分のリュックサックの上に後輩のテントを載せて出掛けて行きました。年少者を労わる精神は今も引き継がれています。遠い昔の貴重なキャンプ体験を、今も鮮明に思い出します。
私は、神奈川県協会のこれまでの活動を基にして、更に、キャンプを通した人間教育・家庭教育・環境教育・防災教育・安全教育等に関わる場づくりに支援出来るよう、県内各方面で活躍されておられる会員の皆様方のご協力を得て、会長としての職責を果たしていきたいと願っております。
神奈川県キャンプ協会(PACK)
会 長 高 野 新 平
協会概要
名称:
神奈川県キャンプ協会
Prefectural Association of Camping,Kanagawa=PACK(パック)
事務局:
〒251-0053
神奈川県藤沢市本町3-10-25
TEL/FAX 0466-23-1225
会長 高野 新平
副会長 藤野 和子
理事長 鈴木 秀雄
事務局長 杣木 信行
総務担当 小野 惠美子
理事 釼持 武・鈴木 英悟・石井 清美・木村 廣・宮本 雄司・山本 美智子
監査 南谷 裕・水戸部 北斗
事業:
(1) キャンプ及び野外活動指導者の養成・育成・検定・認定・申請
(2) キャンプ・野外活動の理論と実践に関する研究調査およびワークショップ
(3) キャンプ・野外活動に関する研究会・研修会・講習会の開催
(4) キャンプ場・野外活動施設の紹介および指導者の派遣等に関する援助
(5) 公益社団法人日本キャンプ協会(NCAJ)および関連団体との協力と連絡調整
(6) 緊急災害時の活動およびボランティア活動等への協力・支援
(7) キャンプ・野外活動会議、交流会の開催
(8) キャンプ・野外活動におけるプログラム開発
(9) その他この会の目的達成に必要な諸事業
会報誌:
NEWSの発行